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シドニーからエアーズロックまで約3時間半のフライトです。でも、シドニー空港を飛び立ってから30分もすると眼下は赤い荒れ地が延々と続きます。そして突然現れるのが地球の出べそウルルでした。 |
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ウルルの登山口です。
風が少しでもあると許可は下りません。チャンスは少ないようです。この日もダメでした。
登山口から70mは自力で上るのみ。後は鎖がまっすぐ頂上まで付いています。所要時間は往復約2時間。休憩場所・トイレはありません。滑落事故はあります。白く色が変わってしまっているところが登山道です。
ウルル国立公園 入場に600cc、登山には1000ccの水を持参しないと許可されません。 |
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ウルルはアボリジニの聖地です。
また、居住場所でもあったようで壁画がたくさん残っています。右は食用にしたエミューの足跡をキッチンと思われる場所の岩面に残したものです。 |
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雨が流れた跡が黒く色がついています。めったに降らない雨が窪地によどんでいます。これがわずかばかりの水です。 |
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左はアボリジニのダンス エミューの真似をしたダンスです。
右はアボリジニの楽器ディジュリドゥです。世界最古の木管楽器だといわれています。鼻から息を吸いつつ吹くのです。息継ぎはしません。この男性は10分位笛から口を離しませんでした。また、笛のような音階を作る穴も開いていません。音階・リズムはすべて自分の口で作ります。お腹の底に響くようなずしっと重い音がしますよ。 |
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屋外レストランといただいたお料理の一つ。赤い肉はカンガルーの肉です。結構おいしかったですよ。
昼間は半袖Tシャツで過ごせますが、夜は冷えます。この夜も気温は10度ほど。日本での晩秋の衣服を着ていきましたが、ストーブを炊いて、毛布を被っても寒かったです。 |
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自然保護のため、ホテルなどは一定のエリアにしかありません。また、建物の高さも景観を損なわないように木々の高さに合わせてあるようです。
陽が沈むと灯りはなく、テーブルの上のライトを消すと真っ暗です。この夜は月の出も遅かったので、南十字星、大きなさそり座そして天の川がくっきりと夜空いっぱいに広がりました。きれいな星空が今も目に浮かぶほどの思い出となりました。 |
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エアーズロックで出会った鳥たち。
左の鳥は花の蜜を吸うためか、花から花へと渡っていました。クロガオミツスイのようです。
右の鳥は冠バト。ウルルの登山口付近で観光客の間を歩いていました。誰かが餌をあげるのでしょうね。 |
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砂漠の花々
ホテルエリアには植えたと思われる赤い花が咲いていましたが、ウルル付近は小さな花がところどころに咲いていました。厳しい環境で咲く花は小さく、地味な感じですね。 |
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荒れ地と枯れ木
赤い砂漠には7,8m位の高さを限度に大きな木はありません。ばらばらと痩せた木が生えている中に枯れ木があちこちにあります。
こんな不毛の土地に住むことができるのかと、不思議に思えるほどでした。 |
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ウルルは砂岩です。雨が少ないゆえに大きな岩として残っていますが、雨の多い地方では当然雨に浸食され今の形は残っていなかったでしょう。
この地方ならではの風景となったのです。 |
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