ウトロ~羅臼~中標津
旅の前半で北海道の野の花々を満喫した後は手つかずの自然を堪能しました。
ここでも、霧で残念な思いが残りましたが、野生動物たちにも会えて、たくさんの思い出ができました。多分これが人生で最後の北海道旅行となるでしょう。でも、また行きたいよ。

最終更新日:2022.7.15
オシンコシンの滝
滝のすぐそばで観光出来ます。駐車場からも近く途中の道も安全です。
季節柄か水量が多く、ダイナミックな眺めでした。水しぶきを感じながら眺めました。
フレぺの滝
林の中をしばらく歩き、視界の広い草原を歩くとフレぺの滝の展望台に出ます。途中エゾシカが草を食んでいましたが、逃げる様子はありませんでした。滝は岩肌からしみ出た水が流れている滝です。
オロンコ岩
ウトロの港の近くにあります。が、落石で立ち入り禁止。割れ目の水が冬に凍結し、割れ目を広げ、春に崩壊するのだそうです。
右:岩肌に咲く花。黄色の花は不明ですが、ピンクの花はタカネナデシコです。
右 拡大画像あり(写真をクリック)
カムイワッカ湯の滝
左:途中の道路。未舗装道路、すれ違いが厳しい狭い道です。
右:滝? お湯です。川をさかのぼると温度はだんだん高くなるそうです。

マウスを右写真に乗せると観光船から見の眺めになります。
親子のエゾシカ
子育てのシーズン中。知床の鹿は警戒心が他所よりは薄く、比較的近くで見れます。観光客の撮影の為に鹿渋滞することも。
左:知床五湖へ向かう道で。
右は知床五湖にて。
倒木更新
知床の大地は岩盤です。木々は根を深く張れず、強風で倒れてしまいます。倒木はそのまま放置され、次世代を育む温床となるのです。
左:根が岩を抱いています。
右:その根元からは次の若い命が育っています。
ヒグマの痕跡
左:水芭蕉の根元が掘られ、食べられた後。好物なのだそうです。
右:クマの爪痕
大きな傷跡でした。周りの木々に数か所ありました。登った跡だそうです。
知床五湖内でヒグマの目撃情報があると、ガイドツアーは中止となります。
野生動物の国
左:知床ではしばしばこの看板を見ます。
「クマの国です。エサを与えないで!」
クマの領域に人間が間借り状態で生活している。自然を大切に思う知床の人々の考え方。
右:鹿の食害を防ぐ金網。
こちらは阿寒湖であちこちに設置されてました。
知床五湖
ガイドツアーでは五湖から周り始め、一湖へと歩きます。一周約3kmをゆっくりと約3時間のツアーです。
左:ガイドさんの間では六湖と言っても良いのではと。ちいさな池ですが、風もあたらないので湖面に木々が映り込んできれいでした。
右:三湖
高架木道
往復1.6km。誰でも歩ける整備された木道です。遠くに草を食むエゾシカを見ることもできます。マウスONでエゾシカが見れます。
左:一湖
高架木道からはこの湖しか見れません。天気が良いと知床連山と湖の景色が楽しめます。
右:高架木道
昼食
左:エゾシカ肉のカレー
知床五湖フィールドハウスで食べれます。
鹿肉のインパクトは薄かったです。
右:いくら、うに丼 (2700円)
ウトロ漁協婦人部で食べました。美味しかったですよー。ただここは10席くらいで直ぐに満席になります。
知床峠
左:羅臼に向かう途中です。霧で何も見えませんでした。翌日再訪。今度はお天気は上々でした。マウスを乗せると晴天になります。
右:国後島が見えています。
あそこはもうロシア。近いです。早く返還されると良いのですが。
温泉
熊の湯
羅臼に向かう途中にあります。
車が数台止まっていて地元の方が入浴に訪れているようでした。見えているのは女湯ですが男湯は囲いのない野天風呂らしい。
いつでも見られるわけでは
左:羅臼間歇泉
約1時間おきに噴出します。マウスを乗せると噴出しますよ。
右:セセキ温泉
干潮時にのみ現れる温泉。入浴OKですが、この時は誰もいませんでした。
鳥たち
左:セグロカモメ
抱卵の時期。屋根に巣を作って温めています。数羽の鳥が同じ屋根に営巣していました。
右:ウトロ海岸にて
遊んでいるのはウミウ、セグロカモメとケイマフリがこの時期に多いようですが、見分けができないよー。
羅臼ネイチャークルーズ
左:乗船を待つ人々
観光船の会社は数社あるようで、それぞれグループで乗船を待ちます。
右:小型クルーズ船
背景の山は知床連山。久しぶりにきれいに見えたとか。ミンククジラには会えましたが、残念ながらシャチは出てきませんでした。
道の終わり
この先、道はありません。
知床岬の羅臼側の終点です。ここからは漁師さんの領域だそうですが、地元の方に聞くと「入って行っても構わないよ」との事でした。でも、遠慮。
右:相泊漁港
すぐそばの港です。
野付半島
全長26kmの日本最大の砂の半島。
左:知床連山が見えています。向こうは海、こちら側は砂地の荒れ地です。
右:海の向こうの島は国後島です。
ここからもやはり近いですね。祖父母が国後島出身だというお二人の方に会いました。
北方領土はここでは身近な問題。
ナラワラとトドワラ
潮によって浸食されつつある森。年々腐朽が進み景色が変わっているとか。
左:ナラワラ
ミズナラと砂地と海水だけの世界。
右:トドワラ
立ち枯れたトド松。塩気を含んだ砂地にも植物が育っています。視界を遮るものは何もありません。
トラクターバスに乗って木道へ
左:高架木道
ネイチャーセンターから木道までは歩いて30分の距離。遊歩道があり、季節の花が楽しめるとか。
右:遊歩道に添ってトラクターバスが走っています。片道500円。楽しそうなので乗ってみました。
開陽台展望台
左:「地球が丸く見える展望台」の名の通り360度見渡せます。ここでは久々に観光バスの団体さんを見かけました。
右:展望台よりの眺望
展望台は丸く、一周できます。北海道の広さをまさに感じられます。
デジカメ写真集道東の花もアップしています。
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