エジプトの旅 最終更新日
2020.2.1
2019.11.12〜11.19    



 
エジプトの人々の生活をちらりと見た感想です。カルチャーショックが大きかっただけに自身の恵まれた環境に感謝を新たにしました。

右:クルーズ船からのナイル河畔の夕暮れ
モスクのミナレット(塔)が夕日に浮かんで。
カイロの町
砂塵で煙り遠方までは見渡せません。車も砂埃をいっぱいにかぶって汚れ放題の様子でした。
雨が降るのは年間7日ほど、砂嵐の日は45日もあるそうです。
カイロの中心部
車、バイク、その間を横断する人々。ごった返している感が強いです。
車は2車線のところは3列で、3車線はもちろん4列で走っています。それも車間はぎりぎり。へこんだ傷のある車がいっぱいですよ。信号はほとんどありません。あっても警官が見ていないと誰も守らないので意味がないと。
ゴミがいっぱい
街中も川もゴミがいっぱいでした。川辺のゴミを痩せて、薄汚れた水鳥が突いていました。鳥の生活も厳しい様子。
ただ、観光地は掃除されています。ゴミで不快なことはありませんでした。
トラック・三輪車
山積みにしたトラックは珍しいものではありません。パンをバナナをジュータンを満載していました。
車で混雑している中を荷馬車で運んでいる姿も珍しいものではないです。危険ではないのかしら。
馬・ロバ
ここでは当たり前のように馬やロバが働いています。観光用だけではなく農業や運搬用も多かったです。
犬・猫
自由に暮らしているようです。そこ、ここにゆったりと寝そべって、観光客が傍を歩いても逃げようとはしません。
カラス・鳩
カイロの街中で見かけた鳥たちです。
灰色の襟巻をしたカラス、薄茶とブルーの鳩 日本では見かけないですね。

カイロの植物は砂埃を被ってどれも可哀そうな状態です。水があるアブシンベルで花の咲く木を見つけましたが、数は少なかった。
農地
カイロの郊外サッカラやメンフィスの辺りで農地を見かけました。ヤシ林の間に農地がありました。夏の強い日差しを避けるためでしょうか。農業自給率が90%を超えると聞いて少し不思議な感じ。
ナイル河岸
川の傍に緑はありますが、少し行くともう砂漠。緑のある地域が少ないですね。
河岸から子供たちが手を振っていました。網が干してあるところを見ると漁業で生計を立てているのでしょうか
川辺の生活
1人又は二人(親子の様子)で漁をする小舟が点在していました。中州には牛が放牧されています。時がゆっくり流れているようで一見癒される風景ですが、生活の厳しさを感じます。
行き交う観光船
たくさんのクルーズ船、観光船と行き交いました。クルーズ船はアラブの春を境に激減したようですが、それでも多数の船があるようです。
クルーズ船の居室やロビー・レストランはホテル並みに良かったです。
お土産屋さん
左はギザのピラミッドが見える場所。露店が並んでいますが、テントを利用した店は少なかったです。
また、右はエスナの水門付近。
クルーズ船が水門通過に減速し、順番待ちの間に近づいて商売をするようです。たくましいですね。
観光用乗り物
馬車は観光地のあちこちで見受けられます。また、ラクダに乗るのはギザのピラミッド付近に多いようです。
ラクダに乗って砂漠を旅するツアーもあるとか。
土産物店
観光地いたるところに土産店はありますが、写真のように一定の場所に集まっていて、商店街もオシャレになっています。店の前で「one doller」と言いながら近づいてストール等を売る売り子は次々とやって来るので結構面倒でした。
香水瓶
アスワンで訪れた香水瓶の製造工房。職人さんが見ているうちに香水瓶を作り上げていきました。
素敵な香水瓶に強く惹かれましたが、やはり色よく、細工の細かいものは高いです。
ハン・ハリーリの一角
レストランや喫茶の休憩場所が集まっています。ハン・ハリーリの散策時に一休み。男性は水たばこを楽しんでいます。レモンフレーバーだそうです。水たばこはニコチンはあるけどタールは含まれていないそうです。
因みに男性はツアーの現地日本語ガイドさん。カイロ大学出の優秀な人で、知識が豊富でとても親切でした。
ハン・ハリーリ
所狭しと並べられた商品。狭い道にひしめくように店舗が並んでいます。実際に買い物するのはちょっと勇気がいりそう。でもウィンドーショッピングには楽しい場所です。
治安は良くないようですから、観光バスに同乗していた警官が付き添ってきました。
観光バスが通ります
ハン・ハリーリの狭い道を大型の観光バスが通ります。
写真はバスの窓から撮ったもの。
左の通りへバスは左折し、右の写真の店舗先を通っていきました。切り返し無。
ドライバーさんすごい腕。
カイロのレストラン
砂塵にまみれた町ですが、こんなオシャレなレストランもありました。内部もオシャレです。
イスラムの国ですから、街中の大半のレストランではアルコール類の提供はありません。
ドリンク
左はマンゴージュース。でも、ジュースと言うよりはスムージーの感じ。ストローにマンゴーが詰まってしましました。
右はザクロの炭酸水
日本にはない味。すっきりとした甘さで美味しかったです。
両方とも各US$3.00。
マンゴーは安い!でも、炭酸水は高い1
ミネラルウォーター(500cc)はほぼ何処もUS$1.00
レストランでの食事
エジプトの食事はご飯やパン(ナンとパンの中間みたい)に煮物のスープ様の物を付けて食べるのが多いそうです。
左は棒状のハンバーグみたい。
右は所謂エジプト料理でしたが、これはカレーライスみたいでした。
それぞれ、癖はあるものの美味しかったです。
モハメド・アリ モスク
イスラーム地区にあり、シタデル要塞の中にあります。要塞内には博物館やモスクなど沢山の建物がありました。エジプトの学生と思われる人たちが大勢来ていました。

信者は一日5回メッカの方に向かって祈ります。仕事等でできない時はまとめてお祈りをしても良いのだそうです。
アムル・モスク
オールドカイロ地区にあるエジプトで一番古いモスクです。
広い中庭に礼拝所も広々としていました。風通しが良い様にされているそうです。
絨毯の一柄が一人分の礼拝スペースだそうです。礼拝は毎週金曜日にあるそうです。
お巡りさん
黒い制服の警官は精悍そうで格好が良かったです。観光地のあちこちで見かけます。
カイロ市内観光では空港で警官がバスに一緒に乗り込んできました。この人は観光の間付かず離れずの位置で護衛にあたっていました。渋い怖そうな感じの人でしたが、一度だけチラリと笑った顔は可愛かったよ
お土産
左はパピルスに描かれた絵。ほぼA4サイズ。パピルスの偽物が売られていますが、ここは生産直売のお店でした。値段は交渉可
(US$20.00)
右:エジプト綿のTシャツとポロシャツ
胸元や背中の柄はすべて注文による刺繍です。ヒエログリフで名前を入れてくれます。生地は確りしており、色も豊富です。
(Tシャツ:US$15.00
ポロシャツ:US$20.00)