BGM ON OFF
八重山諸島めぐりの旅

2016.4.19〜4.26

BGM は八重山民謡
「繁昌節」です
八重山諸島めぐり写真集

昨年は北の果て稚内に行きました。
今年は南の果てに行こうと夫の提案。幸いマイルも貯まりましたので、7泊8日であちこちと回ってきました。
山を少しだけ歩き、海も少しだけ楽しんで高齢者見習いとしては十分に動いてきたつもりです。他にも行きたいところ、やりたいことありましたが十分南の島々を楽しんできました。
右の写真は波照間島のニシ浜です。
渡船ターミナル
左:石垣島離島ターミナル
八重山の島々へはまずこのターミナルから旅は始まります。西表島・竹富島等すべての航路はここが起点です。
右:波照間島のターミナル
島の大きさにしてはずいぶんとりっぱなきれいなターミナルです。ここの売店で日本最南端に来た証明書を買いました。
桟橋と船
桟橋は台風にも十分耐えれるようにでしょう立派な浮桟橋です。
島々への船はフェリーもありますが本数が少なく、ほとんどが右のような小型の高速船です。西表島から波照間島へは外洋を通るために行きはかなり揺れました。
西表島 浦内川
観光船で上流まで移動しましたが、
左は往路の川の様子。
右は復路の川の様子です。丁度大潮の干潮にあたり川底が見える程に浅くなっています。歩いて渡れる場所もあるとか。ですが、満潮時にはサメも入ってくることがあるとか。
上流の滝への道
熱帯のジャングルを思わせるような道を歩いてゆきます。まるで蛇のような倒木をまたぎ、小さな滝のそばを通って目的の滝まで移動。
サキシマスオウノキ
日本では奄美大島から沖縄県でみられる木です。西表島ではあちこちにあります。根が板状になるために、島では船の舵として使われていたそうです。
蛇ではありませんよ。木の根が伸びているのです。
マリユドゥの滝
船着場から歩いて約30分のところにある滝です。「日本の滝100選」の一つです。
写真を撮りながらゆっくり歩いていきましたので、小一時間はかかってしまいました。展望台から見えます。
カンビレーの滝
更に奥に15分の距離にある滝です。こちらはすぐそばで見ることができます。
「神の座」という意味で聖地だそうです。
観光船は2時間後に乗るように予定されていますが、私達みたいにゆっくりしたい人は下船時に船長にその旨伝えれば後に船で戻ることもできます。
ピナイサーラの滝
船浦大橋から見た滝です。沖縄県一の落差55mあるそうで、トレッキングでそばまで行けるようですが、これはチャレンジしませんでした。
ヤエヤマオオコウモリと
イシガキトカゲ
コウモリはヤエヤマヒメボタルを見に行くときに見つけたもの。ヒメボタルはとても小さな明かりでLEDを点滅させているみたいでした。たくさんのヒメボタルがいましたが、写真は撮れませんでした。
トカゲは浦内川でミニトレッキングした時に出会ったものです。
天然記念物
左:セマルハコガメ
石垣島で出会いました。甲羅の長さが20cmほどでしたが、この種のカメとしては大きいのか小さいのかはよく判りません。
右:イリオモテヤマネコ
西表島では道路のあちこちにこの注意の看板があります。車との事故も時々あるようです。
カヤックツーリング
このグループは浦内川の上流船着場から下るようです。コースはいろいろあるようでたくさんの人が楽しんでいました。これにチャレンジしなかったのはいかにも残念でした。
左:出発地点で、皆揃って出発のようです。年配の方の姿も。
右:ゴールの遊覧船乗り場まではもう少しです。
浦内川のマングローブ
オヒルギ、メヒルギ等が群生しています。右はオヒルギですが、赤い花が咲きます。丁度その時期でしたので花が見れました。マウスを乗せると花が見れます。
バラス島
サンゴの欠片だけでできた島です。
上原港から船で約10分。ツアーで行きます。日々波により形が変わるとか。住所もないそうです。このあたりでシュノーケリングを楽しみました。
シュノーケリング
バラス島周辺と鳩間島近くでシュノーケリング。この日は風があったために最後には波酔いをしてしまいましたが、きれいなサンゴや熱帯魚を楽しんできました。
ハナチョウジの垣根?
道路の片脇がこのハナチョウジがかなりの距離咲いてまるで生垣みたいです。
初めての景色に大満足。
波照間島 最南端の碑
西表島大原港から高速線で約45分。日本の南の果て波照間島にやってきました。
船が欠航になることが多いと聞いていましたが、幸いに渡ることができました。
碑とその向こうに広がる海。
北の海とはまた違った海の色の美しさ、のんびりした時の流れを堪能しました。
波照間島 ニシ浜
白いサンゴの浜に初夏の太陽で美しく光る海。島で一番美しい浜だそうです。私達には日本一美しいと感じられました。
そのきれいな浜を維持しているのは島の人々の努力のおかげですね。この日も子供会が浜の清掃に来ていました。ありがとう
一休み
遠くにニシ浜の海を眺めながらマンゴーのかき氷で一息つきました。
自転車で走り回った後の氷は格別です。
民家のある高台以外は木陰は少なく、湿度の高い中での行動はきつかったです。私は電動アシスト付きの自転車を利用して、ちょっとラクチンでした。
お土産屋さん
左:波照間島にて
右:竹富島にて
ひっそり小さな看板だけで営業されています。うっかりする見落とします。でも、中の商品は個性的な良い品がありました。同じものを別の場所で買うことはできない商品ばかりのようです。。
ただ、潮時や自分の趣味のために店じまいいが早くなったりするようですよ。
貸自転車
移動手段は波照間島(左)、竹富島(右)で貸自転車を利用。
自転車はいいですね。どこでもすぐに止められて、周りの景色もゆっくり楽しめます。夫は自転車止めて「おばあ」と話をしていました。八重山言葉で理解できないことが多かったとか。
竹富島は起伏が少ないので電動アシストなしでも大丈夫。多くの観光客が自転車を利用しているようです。
水牛車
左:由布島
右:竹富島
乗り心地は快適。ゆったり、のんびりと海を渡り、また町中を観光。
どちらも水牛使いの方が三線で沖縄民謡を歌ってくれました。いい声!!

水牛の管理、生活環境は由布島のほうがいいのかなと感じましたが。
由布島の水牛
自分で水牛車を引けるように引綱をかけるのです。角を片方をくぐらせてから反対の角をくぐらせる。見てる間にいとも簡単にやってのけるのには感心。

この子は「むさし」君。立派な角を持った大きな雄水牛でした。
竹富島にて
左:竹富小中学校
校長先生が花に散水しておられるのに出会いました。全校生徒数40名だそうです。
右:「安里屋ユンタ」のヒロインの家
沖縄民謡で有名な安里屋ユンタはこの島から生まれたそうです。
本土の身分の高い役人より島の男性を選んだ女性のロマンを思いました。
八重山諸島の蝶
左;オオゴマダラ
日本では最大級の蝶です。さなぎが金色でまるで黄金飴のように見えました。マウスを乗せるとそのさなぎになります。
右;ジャコウアゲハ
色鮮やかな蝶ですが、これは自分が毒があると鳥たちに知らせているためだとか。
いろいろの蝶を島々で見ましたが、竹富島はひときわ数が多かったように思います。
星砂の浜
左:西表島 
右:竹富島 カイジ浜
どちらの浜もきれいな浜です。
手に砂をとると星砂があるのがわかりましたが、西表島の砂のほうが星砂が多かったかな。
左の写真をクリックすると星砂が見えます。
夕日を待つ人達
左:西表島 星砂の浜
右:竹富島 今度い浜西桟橋
美しい夕日を期待して浜に行きましたが、残念ながら水平線近くの雲が厚く夕日を見ることはできませんでした。左の西表島が滞在中でベストでした。
石垣島 川平湾
美しい入り江で有名です。グラスボートにも乗りました。熱帯魚が現れるたびに子供の歓声がして楽しかったですね。
海の色はお天気が曇りがちだったために、今一つだったのが残念です。
レンタカーで島を一周。
左は島の北端、平久保崎灯台。
右は西の御神崎灯台。
島の東の海、西の海の両方が見渡せる玉取崎展望台にも。
石垣島の浜
左:御神崎の海
サンゴの浜だけでなく波の打ち寄せる崖もあります。濃い青がまたきれいです。
右:フサキビーチ
モズクのシーズンはそろそろ終わりだとか。でも浜で何かを採集している様子です。何がとれるのかしら?
ヤイマ村にて
古民家を数件集めた八重山文化を満喫できる施設です。民家で三線を踊りを楽しみました。右のおじさんは女性の抱いている赤ちゃんのために子守歌「童神」を歌っていました。とてもいい雰囲気で聞き入ってしまいました。大好きな曲です。
米子焼工房
カラフルなシーサーを製造販売しているお店でした。赤、青、黄色と色とりどり、表情も楽しげな新しい感覚のシーサーがいっぱい。我が家の玄関用に赤いシーサーを買いました。お手頃値段でしたよ。
博物館
左:石垣市立八重山博物館にて
1771年の大津波の被害などが展示されていて興味深かったです。
右:竹富島 喜宝院蒐集館にて
農民がメモ代わりに使ったワラ算。
たくさんの民俗資料がありましたが、係員の方の説明が体験に基づいたりしていてとても身近に感じました。
桃林寺
八重山で最初のお寺、1614年創建。
仁王様は沖縄最古の木彫像。
八重山最後の日は雨に降られました。雨の合間に訪れたお寺はひっそりと静かでした。
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