釧路の旅
(帯広・釧路・厚岸・浜中町)
最終更新日
2019.7.31
2016.6.22~6.25    
釧路の旅
姉が丹頂鶴の里鶴居村に行ってみたいと言ったことがきっかけで今回の北海道行となりました。丹頂鶴が見れる冬がベストなのですが、鶴以外の観光が制限されるのでこの時期を選びました。湿原の花々に癒されながらずいぶんと歩きました。
後期高齢者となった姉達、元気でまた行けると良いのですが…。
十勝ばんえい競馬
新千歳空港から釧路へは、長時間のドライブとなるので帯広で1泊。あいにくの天気で小雨降る中のレースです。馬の後を追っての撮影も可能なくらいの速度で進みます。お天気が良ければもっと楽しめたのでしょうが、2レース見ただけで、あきらめました。レースはナイターでやっています。 
厚岸
カキの大好きな夫の為に年中食べられるという厚岸へ。コンキリエでカキ三昧の昼食を頂きました。生カキも良いけど、焼ガキの方が好評でしたね。
霧多布岬と湿原
岬では風が強く、想像以上に寒かったです。湿原はワタスゲが白く風になびき、その間にエゾカンゾウの黄色、ノハラショウブの青紫が点在してきれいでした。
霧多布湿原
4つある木道の内、ヤチボウズ木道、仲の浜木道そして琵琶瀬木道の3つを歩いてきました。湿原の花は小さな花も多いので見逃さないように。
 やっと見つけたよ❕
黒ユリとマイヅルソウ
黒ユリは数も少ないようでやっと草陰に見え隠れしていたのを発見。マイヅルソウはもっと小さいからゆっくり歩いて根気よく見てあるかないと見逃すかも。
これ何???
左は木道柵のあちこちに生えていました。苔の一種かな?
右は種がいっぱいついているようです。
果たして何の花だったんでしょうか?
カヌー体験
釧路湿原の塘路湖から細岡カヌーポートまでをトライしました。ガイドさんがしっかりサポートしてくれたので高齢者でも大丈夫でした。
緩やかな流れの中カヌーを進め、エゾシカやミンクなどに会えました。
出会った生物
右はオシドリの親子です。
カモがいると思ったら、ガイドさんが「オシドリです!」と教えてくれました。
(クリックで拡大します)
左のトンボは???
エゾトンボかな?よく分かりません。
カヌーには数匹が来てくれました。
出会った子たち
小学生グループが掛け声合わせて後ろから来て追い越していきました。
元気ですね~。
でも、ガイドさん曰く「これで野生の動物たちが逃げていくよ」
「えっ! ザンネ~ン」
細岡カヌーポート
私たちのカヌー体験はここが終点。
1時間半ほどのゆっくり、のんびりでしたが、着いてみれば「もう終わりなの!もう少しのりたかったなぁ」の気分。
細岡展望台
カヌーショップの方がここまで送ってくれました。広大な湿原が広がります。
正面に雌阿寒岳、雄阿寒岳の頂が少しだけ雲の向こうに見えていました。
釧路川の蛇行も見れます。
ここの夕日は素晴らしいとか。
今度その時間に行こうっと❕
 釧路湿原駅へのアプローチ
細岡ビジターズラウンジからハンノキ林を眺めながら緩やかな坂(400m)を下っていきました。
右は同じ場所からまっすぐに駅に向かう急な階段。108段あるそうです。距離は220mだけど、ちょっときつそう。
JR釧網線
左は釧路湿原駅。無人駅ですがとてもオシャレ。ここから乗車する人が結構多かったですよ。
右はノロッコ号
観光列車で塘路⇔釧路間を運行しています
写真は列車の後部になります。マウスを乗せると先頭列車が見れます。
ノロッコ号にて
窓が大きく、座席は木製の対面6人のシート。湿原を向いたベンチシートが山側になります。1車両だけが一般的なシートの自由席で、他は全部指定席です。
窓から見えたのは岩保木水門。
温根内木道と旧鶴居軌道跡
一番長いコース3.1kmを歩きました。木道は良く整備されて歩きやすく安全でした。釧路湿原には5つの歩くコースがありますが、ここが一番湿原の中を歩いているのが感じられるコースだそうです。
温根内木道の花
左:ヒメカイウ   
右:ヤナギトラノオ
木道から茂みを臨みこむとあちこちに咲いていました。背の高い花ではないので湿原を彩ることはないです。
湿原はワタスゲが盛りでした。
 同じ花ではありません
左:ヒオウギアヤメ
右:ノハラショウブ
同じような色で同じような姿かたちですが、花の黄色の部分が違います。
釧路湿原では左のヒオウギアヤメが盛りでした。
これ何 2???
左:アザミですが、エゾアザミかな?  
右:ノジリ 
声を頼りにカメラを向け、やっと捕らえた姿です。(クリックすると拡大します)
ウグイスがしきりにさえずっていましたが、姿を見つけることはできませんでした。
丹頂鶴自然公園
ケージの中に鶴はいますが、上は囲まれていません。給餌時で、係員さんがこの日は20cmほどのホッケを与えていました。
その餌を狙って、トンビやアオサギが飛び交っていました。
丹頂鶴自然公園にて
つがいです。メスは抱卵しているようで、卵を狙ったトンビが数度鶴を襲っていました。
右は展示室にあった1000羽鶴です。
紙サイズ1cm四方が一番多いですが、最小紙片は3mm四方だそうです。
すごい技と根気ですね。
(クリックすると拡大します)
釧路の風景
左:幣舞橋付近の夕焼け
時節柄、橋から夕焼けは見えませんでした
右:釧路駅前の夜景 
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