初めてのクルージング
(横浜・函館・ウラジオスットク・青森)
最終更新日
2018.10.1
2018.7.26~8.4    



青森ねぶた祭を見たいけど、なかなか宿が取れない。そんな理由から船を選び、今回のクルージングとなりました。旅先の風景は写真集にアップしておりますので、ここでは印象に残ったことや船の中のことを中心に記しております。高齢者ののんびりゆったり旅です
ダイヤモンド・プリンセス
今回乗船した船です。
約116000トン、全長290m、乗客定員2706人。大きなビルみたいな船です。
横浜大桟橋で乗船手続きを待ちました。 
横浜ベイブリッジを通過
船の高さ54m。ベイブリッジまでの隙間は2mでこの橋の下を通過しました。
その時は見物人から思わずの拍手が出ましたよ。
函館港入港
当初は石巻に最初に着岸の予定が台風の為石巻港に寄港できず、終日航海を経て函館に入りました。
歓迎の船が7色に変わる色水の噴水しながら並走しています。 
大沼国定公園と函館五稜郭
到着後レンタカーで大沼国定公園へ。島めぐりの遊歩道をしっかり歩きました。駒ケ岳の山頂がしっかり見えましたよ。その後市内に戻り五稜郭、元町界隈、赤レンガ倉庫群等周りましたが、函館山からの夜景は雲の為断念。残念でした。
 函館開港世界大鳥観図
旧イギリス領事館にて。

名物イカのマンホール
いかにも函館らしいですね。
ウラジオスットクにて
早朝から外が騒がしいと思ったら歓迎のセレモニーでした。他にもロシアンダンスが披露されました。
右は出港時です。
出港のセレモニーでもあるのかと思いきや、何もなく船は静かに離岸。見物人の多さにはビックリです。この後まだ増えました。 
ウラジオストック駅
モスクワ迄続くシベリア鉄道の始発駅。
港のすぐ前です。
駅の表示時間はモスクワ時間のようです。
時計の故障ではなく、他の時計も同じ時刻でした。今はまだ昼前です。 
 中央広場と潜水艦博物館
午前中は自分たちで街歩き。
もちろんビザは取ってあります。
ヨーロッパの雰囲気を残した町並み。坂が多く、その性か女性のハイヒール姿は少なかったです。
鷲の巣展望台から見る黄金橋 と
要塞博物館
こちらは午後から船のエクスカーションツアーに参加して訪れました。日本語の堪能な若い女性がガイドでした。
要塞博物館から歩いて
アルセーニエフ博物館へ。
街はきれいで海岸では海水浴の人たちも。
暑さより湿度が高いのです。冬は雪は少ないがとても寒いそうです。 
えっ!!!
列車の前を横切る女性。
踏切は何処?と探しながら歩いていると数人が平然と線路をまたいで横切ります。
フ~ンと真似て私達も。
右は用途の分からないレール。
急な階段だから荷物運搬用かな? と女性はベビーカーを持ちあげて上がっていきました。 
 えっ!!!
日本海で見かけた小舟。かなりの数の船がいました。望遠レンズで写すと北朝鮮の船の様。大海原に小舟。大丈夫?
右は船の窓を掃除している様子です。下船した時に見かけましたが、長い棒の先にモップが付いているのでしょうか。結構な重労働ですよね。
 タグボート
青森港で着岸時の作業の様子です。一隻でこの巨大な船を動かしていました。すごい馬力とテクニックですね。
五所川原立佞武多の館にて
明後日がねぷた祭なので安全祈願をされたのでしょう。宮司さんが後片付けをしているところに入場しました。
右の方は立佞武多の製作者さん。
意外にお若い方だったのでびっくり。 
立佞武多 神武天皇と出雲阿国
高さ23m、重さ約19トンの巨大ねぷた。
4階までエレベーターで上がってスロープを降りながら見学します。4階ではねぷたの顔が目の高さで見学できます。
毎年1基(事業費約1700万円)制作され、祭りにはここに展示されている3基出陣するのです。「出雲阿国」は2018年で3年目ですから、最後の年になります。 
立佞武多の館
巨大なねぷたが街を練り歩くわけですから、巡行ルートは電線がありません。
そして、右の巨大なスライド扉が横に開いてねぷたが運び出されるそうです。
館内の見学スロープは跳ね上げ式になっていました。 
出陣現場を見たいでーす。
 古川市場とのっけ丼
青森に戻っての昼食はのっけ丼。
クーポンを買って、ご飯のどんぶり片手にお店を回り好みの食材を乗っけてもらいます。支払いはクーポン券です。
好みが白身魚の性かぼけた色のどんぶりになっています。これで2人で3250円。
 青森アスパムにて
出陣前のねぶたは港近くのアスパムにあるねぶた小屋で待機しています。夕方の出陣の為に準備に忙しそうですが、観光客の為に記念写真用の小道具が用意されていて自由に使えます。
巨大な五所川原の立佞武多を見た後ではちょっと迫力不足に思えました。
準備が整って
観覧席を利用しての見物はゆっくりと祭りを楽しめました。
跳人の鈴を売る売り子嬢、家族で参加される様子のグループ、準備が整いつつあり祭りの雰囲気が盛り上がってきました。 
 いざ!出陣
6時近くになるとねぶたが所定の場所に引き出され出陣を待ちます。出発の時になって明かりが入ると命を吹き込まれたように一度にその迫力が増しました。
 祭りの人々
左はねぶたを運行するまさに縁の下の力持ち。ねぶたを右に左にそして上下にも動かすのですから大変な役目ですね。
右は跳人さん
祭りの花形と言ってもいいのでは。
でも、大変きついそうですよ。
出陣前の跳人の若い男性は9時までの3時間はきついから2時間で良いよと出発の前から弱音を吐いていました。特にわらじ草履が痛いのだそうです。
祭りの人々
おなかの底に響くような太鼓の音、笛、かねのにぎやかな音色は祭り気分を一層高揚させます。観客も一体となって祭りを楽しみました。
 祭りが終わって
「ラッセラー! ラッセラー!」と一緒に燥いだ気分も少し落ち着いて、港の夜景を見ながら余韻に浸っていました。
右は乗ってきたダイヤモンド・プリンセス号です。。
  アトリウム
デッキ4,6,7と吹き抜けの船のエントランスホール。いろいろなイベントがここで催されます。この日はフォーマルナイト。オシャレをしての夕食ですが、シャンパンタワーができて、皆さんにシャンパンがふるまわれました。
ビュッフェ
デッキ14のビュッフェレストラン。
早朝から深夜まで営業しています。もちろんお料理は無料。ここでラーメンが出ていました。日替わりで塩、豚骨等味が変わります。結構おいしいようで人気がありました。
船内イベント
毎日いろいろなイベントが催されます。そのほとんどを無料で見学、参加できます。
野菜と果物の彫刻デモンストレーションとレストランキッチン見学です。
最終日の終日航海日
ポップオペラで素晴らしいソプラノ歌声にダイヤモンド・プリンセスのシンガーとダンスのショーで見ごたえのあるものした。
右はアトリウムで行われたバルーンドロップパーティ。
インターナショナルダイニングにて
最後の夕食のデザート前にウェイターさんたちがテーブルの間をトレーやデザートを持ってウォーキング。私たちはナプキンを頭上で回して音頭を取り、一緒に別れを惜しみます。航海中はお世話になりました。お陰で楽しい船旅でした。ありがとう♥
お土産
ロシアのマトリョーシカ。
45年前モスクワで買った物と比べると色が多彩でペイントが良くなっています。
右は五所川原で購入した金魚ねぶた。
津軽藩が飼育していた津軽錦がモデルとなっているそうです。ユニークな顔立ちがかわいい。