ニュージーランドの旅 最終更新日
2017.4.10
2017.1.14〜1.21

寒い日本から夏のニュージーランドへと計画した旅でしたが、思いのほか夏を感じることができませんでした。映画のシーンそのままのような風景があちこちに。そして時間も自然もゆったり、のんびり。
やっぱり旅はいいですね。
(右はロトルア博物館)

南島と北島
この二つの島がメインですが、南島は氷河が形成した地形、北島は火山が形成した地形で全く違った雰囲気です。

ルピナスとアガパンサス
南島ではあちこちにルピナスが咲いていました。盛りが少し過ぎていましたがそれでもきれいな風景を彩っていました。
北島はアガパンサスが花盛り。
どちらも日本では園芸品種ですが、ニュージーランドではまるで雑草の様です。

放牧
羊が有名ですが、今日では牛や鹿、アルパカ等が放牧されています。
羊は365日、24時間放牧。雨露も木立の中で非難をする。ほどんど野生のような飼育ですね。
テカポ湖
南島で一番に訪れた場所です。
風が強かったのですが、その分湖のブルーが濃くなって一層美しいそうです。
晴天率が高いので最南端の天文台があります。南十字座を十分観測しました。きれいな星空でした。


降水確率の非常に高いところに行ったのですから仕方ありませんが、
マウントクックもミルフォード・サウンドもしっかり雨でした。


雨は悪いことだけではありません。代わりに大きなきれいな虹を何度も見ることができました。
左の写真は車窓より。窓の水滴が邪魔ですね。できれば下車して撮りたかった。

アロータウン
19世紀半ばにゴールドラッシュに沸いた街です。開拓時代の名残を感じる通りの建物に昔の西部劇の街並みを連想しました。今は観光客で賑わっているようです。

クイーンズタウン
夏なのに長袖。ここは稚内と同じくらいの緯度だ創です。
道理で涼しいわけだ。
ワカティプ湖畔の小さな落ち着いた街でとてもきれいなところでした。長期滞在がしたいなぁ。
タカヘ
絶滅したと伝えられていた飛べない鳥。1948年にわずかな個体が発見され、保護されています。
ミルフォード・サウンドへの途中、テアナウ湖畔で保護の案内を見つけました。
プケコ(左)とケア(右)
プケコも飛べない鳥。北島の川辺で偶然そばにいるのを見つけました。
ケアはオウムの仲間。きれいな緑色をしているそうですが、雨で色が見えません。人懐っこいそうですが、鋭いくちばしでのいたずらには困っているとか。
オットセイと野兎
オットセイとはミルフォード・サウンドで船から見えました。
野兎は南島でホテルや公園などあちこちに多数いるようです。夜で歩くときは野兎の巣穴に足を取られないようにと注意を受けたほど。ポッサム同様困りものの存在のようです。
滝(ミルフォード・サウンドにて)
氷河の浸食で生まれた入江のクルーズ。滝がいっぱいです。左はその中でも大きな滝 スターリング滝です。
カメラに水しぶきがかかってこれ以上近づいての撮影はNGです.
右はカスケードと呼ばれる晴天時にはなくなる滝です。雨が多い地域、晴天でも雨具は忘れないようにとの注意があるほどのところ。やはり雨でした。
マウンテンデイジーと十字の葉
マウントクックで出会える大型のヒナギクのような花。雨風強い中で群生を見には行けませんでしたが、やっと一輪見つけました。ラッキー!
右は花名不明。十字に葉が出ていますが、それが重なって交互にはなっていない日本では見ない花でした。
テ・プイアにて
ロトルアは地熱地帯にあるため、温泉がここかしこにあり、硫黄のにおいがする町です。テ・プイアはそこにある施設。間欠泉やポコポコと盛り上がる泥沼がありで、別府温泉を思い出しました。

マオリ美術工芸学校
テ・プイア内にあります。
マオリの血を引く青年が真剣な表情で木工に取り組んでいました。ここで技術を身に付けて自立できるようにするのでしょう。
マオリ文化にふれて
テ・プイア内で行われるマオリのコンサート。伝統文化をここで楽しめます。蒸し焼きにした伝統料理のハンギもここで頂きました。マオリ語は英語と同じく公用語となっています。
アグロドーム
世界中から観光客が集まる羊のショーです。毛刈りだけでどんなショーになるのやらと思っていましたが、上手にショーアップされて、大いに楽しめました。
屋外で牧羊犬が羊を柵内に追い込む様子も見学できました。
土ボタル
ワイトモにある鍾乳洞にそれは住んでいました。グローワームと呼ばれる虫の幼虫が発光するのです。音を立ててはいけないと沈黙を守りながら、真っ暗な中をロープを引きながらボートは進みます。無数の土ボタルが光る静寂の中はまるで天の川の中を行いるみたいに思えました。
従って土ボタルの写真は撮れません。

オークランド
ニュージーランドの最大の都市。
食事に出たり、お土産を少し買うだけの時間しかありませんでした。ゆっくりと街中を散策できなかったのは残念でした。
交通事情
面積は日本の70%、人口は745万人。人口密度が低くてもオークランド周辺は金曜日の夕方はご覧の通りの渋滞です。到着が30分ほども遅れたかな。
左はクイーンズタウンにあったびっくりいするような急坂。それでも車は登ってゆきます。大型車は無理だとか。
アイスクリーム
レストランのデザートはどこもアイスクリーム。でもみんなおいしかった。
右はドライブインで買ったホーキーポーキーと呼ばれる蜂蜜の小さな塊が入ったアイスクリームです。これも美味しかったですよ。
食事
海外に行くと食事が美味しくないと思っていましたが、ニュージーランドでは何処も美味しかったです。
ステーキも赤身でさっぱりしているせいか、何度か食べても飽きはしなかったですね。
素敵なレストラン
旅行代理店のお店選びが良かったのか今回の旅行はレストランもそれぞれ違った雰囲気で素敵な場所が多かったですね。味も上々でした。
左は船のキャビンを模したお店。
右は屋外でバーベキュースタイル。
日本食
左はミルフォード・サウンドのクルーズ船で出された幕の内弁当。右は空港で買った巻きずし。
お寿司はポピュラーなようでバイキング料理にも供されていました。こちらの味はまずまず。ステーキのほうが美味しかったよ。
ブドウ畑
ニュージーランドはワインが美味しい。食事ごとに赤・白いろいろ頂きましたが、どれも美味しかったです。帰国後に買い求めるワインはニュージーランドワインが多くなりました。

野の花は白や黄色が多いとか。蝶が少なく、蛾が多いため夜に目立つようにこの色が多くなったそうです。そういえば、マウントクック・リリーもマウンテンデイジーも白いですね。
これ何!
左はホテルの掃除のおばさんが担いでいた掃除機。へぇ〜、背負うんだ
右は車内から撮りましたが、南島で空気の乾燥による火事の危険度を表す標識。今は黄色の「火事危険度 高」になっています。乾燥しやすい地形なのでしょう。
巨大散水機
乾燥が強いのでしょうか、南島ではあちこちに複数の車輪が付いた巨大な散水機があり、また散水しているものもありました。広い牧草地には不可欠の物のようです。日本では見かけませんね。
右の写真をクリックすると牧草地に広がる巨大な散水機が見れます。少し見難いかな。
お土産
羊の縫ぐるみはあちこちで売られています。これは羊の毛を使ったハンドメイド(NZ製)です。 
右は羊の毛油ラノリン成分の入ったハンドクリーム、友人に好評でした。そしてちょっとお高い健康食品のマヌカ蜂蜜。抗菌作用が強いとかで喉の痛みによく効きそうです。
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