2009年1月16日から21日 6日間のアラスカオーロラの旅に出かけました。この旅は主人の定年退職記念旅行で、体力のあるうちに条件の厳しい所へ旅をしようと計画を立てたその一番の旅でした。 オーロラは自然現象ですから見れるかどうかは現地の空模様しだいです。非常に幸運なことに4泊中3晩オーロラを見ることができました。1,2日目の夜はフェアバンクスで、3番目はフェアバンクスより車で約1時間半ほどのチナホットスプリングスで観測できました。オーロラは初日はこんなものかという程度でしたが、2日目は明るいオーロラとなりそして3日目はこれがオーロラだ!と感動するミニ天体ショーとなりました。 |
フェアバンクスへは直行のチャーター便で約7時間の空の旅で到着します。今年になって氷点下40度の日々が1週間も続くということがあったそうですが、私達が訪れた時は暖かい日が続いて雨が降ったりしました。主人はバナナで釘が打てる程の寒さも経験したかったと贅沢な不満を漏らしていました。 当地は夏はアメリカ各地からの観光客がどっと押し寄せますが、冬は日本人がオーロラを見に来てくれるのでホテルも開いていると現地ガイドの説明でした。オーロラは日本人以外の人々は興味をもたないそうです。だから冬の観光客は日本人ばかりです。面積は日本の4倍、人口は60万人とゆったりとしたアラスカです次回はゆっくり滞在してオーロラ三昧に耽りたいですね。 |
パイプライン | 北極海のブルドー・ベイ(Prudhoe Bay)の油田から太平洋側の積み出し港バルディーズ(Valdez)まで1300kmに及ぶ原油の輸送パイプラインです。自然環境(野生生物、地震、気候)を考えて現代技術の粋を集めた建造物です。石油が生み出す利益ははアラスカの人々にいろいろな形で還元されています。 | |
チナホットスルプリングス フェアバンクスからバスで約2時間 「The end of the road」(道の終わり)の標識のあるところにある温泉です。 |
地元の人々で賑わっていますが、自家用飛行機で来る人も多いので滑走路が敷地の一部にあります。露天ぶろはもちろん水着着用で入浴します。 | |
ここは天然温泉です。 この温泉で自家発電をして施設全体の電力をまかなっています。近隣の住人は車あるいは自家用飛行機で温泉に入りに来るそうです。 今年は雪が少なく、雨も降りました。 |
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氷結した湖 | 車で氷上に乗りつけ、氷に穴を掘って魚釣りをしました。釣果はマスが数匹でした。釣り具も餌も非常に大まかなものでした。釣り上げたマスをアラスカの家庭料理バター焼で食べましたがおいしかったです。ただ野菜が採れない環境ですから、付け合わせのホウレンソウは缶詰でした。 | |
いぬぞり (チナホットスプリングスにて) |
雪上を結構なスピードで走ります。乗り心地も快適でした。地元の子供たちの通学用に犬ぞりは活用されているそうです。スノーモービルも活用されていますが、子供が落下した時の事故には犬が気づくそうです。 | |
氷の博物館(Ice Musium) すべてのものが氷でできた建物です。写真はバーです。風がないので外よりずっと暖かいです。(室内温度氷点下ー4度)もちろん暖房は入っていませんよ。右はグラスが氷でできています。マティーニは甘くておいしかったです。グラスはお土産に持って帰れますよ!? |
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お土産 原住民の衣装を着た人形です。 フェアバンクスのホテルで購入しました。お土産のメインはやはりサーモンです。空港の免税店は小さく期待はできません。 |
防寒具と寒さ対策 | 防寒具はほとんどのツアーで現地レンタルできます。戸外は非常な寒さが普通ですが室内は現地の人は半袖で過ごせるほど暖房がしてあります。 |
時 差 | オーロラは午後9時ころから午前2時ころまで観測するのがツアーとして普通ですが、日本との時差と時差ボケを考えると眠気を我慢して起きている状態ではありません。 |